ZABOU Plus 「Saint James 『OUESSANT』」
こんにちは。
いつもZABOUブログをご覧いただきありがとうございます。
毎週月曜日に更新させていただきます新コンテンツ、「ZABOU Plus(ザボウ プラス)」。
洋服そのものだけでなく、その服を着た時の感覚やスタッフのリアルなども含めて、旬の商品を様々な角度からご紹介していきます。
いつもの商品紹介とは少し違った視点で、洋服の魅力をお楽しみいただければ幸いです。

「Saint James のカットソーについて」
「ZABOU」というお店にとって、欠かせないもの。
デニムだったらRESOLUTE、ドレスチノだったらBARNSTORMER、ファティーグだったらGUNG-HO。
それぞれのジャンルによって様々ブランドがございます。
その中で、カットソーのジャンルでコレ!というアイテムを挙げるならば、それは『Saint James(セントジェームス)』のバスクシャツに他なりません。
今回のZABOU Plusでは秋の立ち上げりにふさわしい、このアイテムについてご紹介させていただければと思います。

Saint James (セントジェームス)
SAINT JAMES(セントジェームス)は、フランス北西部・ノルマンディー地方の「Saint-James」という町の名前を冠したブランド。
ブランドとしての正式な創設年は、現在もネームタグに記されている1889年。ただし、その前身は1850年に当時の市長レオン・ルガレが設立した「Moulin du Prieur」という紡績工場まで遡ります。
当初は、モン・サン・ミッシェル湾岸の塩分を含んだ牧草地で育つ羊の毛を使い、毛糸を紡いで地元の洋品店などへ卸していました。1889年に「Filatures de Saint-James」となり、最初の自社製品として漁師用のウール製マリンセーターを発売します。
つまり、セントジェームスの原点はファッションとしてのボーダーシャツではなく、北大西洋の厳しい環境で働く漁師を守るための実用服でした。

ブランドロゴに添えられるフランス語「Né de la mer」は、直訳すると「海から生まれた」。
ロゴにはモン・サン・ミッシェルが描かれ、ブランドカラーのブルーはノルマンディーの海を表現しています。セントジェームスというブランドが、土地や海辺の暮らしと結びついていることを示す言葉です。
Saint James の定番カットソー、OUESSANT(ウェッソン)の何がいいのか。
①ボートネック

最もわかりやすいのはやはりこのネック。
クルーネックが首の周囲に沿う丸首なのに対し、ボートネックは鎖骨に沿って左右へ伸びる形。首元を開きすぎず、顔まわりをすっきり見せられるのが特徴です。
②シンプルかつ独特のシルエット

体のラインを拾いにくいゆとりあるシルエット。
決してオーバーサイズというわけではありませんが、程よくゆとりがあります。
袖丈は9分でやや短い形。
作業しやすいよう短めに設定された丈もバックストーリーを感じられて素晴らしい点。
ファッション的にはアクセサリや時計なんかも自然に見せられるのも◎。
③素晴らしい経年変化をもたらす丈夫な生地

ZABOU的に一番おすすめしたいのはやはりこの点でございます。
古着屋をして「生地はセントジェームスが一番良い」とまで言わしめるタフネスは、厚手で目の詰まった生地によってもたらされます。
着込むほどに身体に馴染み、徐々に柔らかみが顔を出す極上の生地です。
ジーンズと同じように着用するごとに育っていく、あなたにとって掛け替えのない一着となります。
④黄金比のボーダー

単色はもちろんですが、セントジェームスといえば、真っ先に上がるのが『ボーダー』柄のアイテム。
現在「マリンボーダー」や「バスクシャツ」と呼ばれている青白の横縞は、もともと海軍の船乗りたちが着用していた実用服がルーツです。
フランス海軍で青と白の「tricot rayé(横縞の編みシャツ)」が正式な制服に採用されたのは1858年3月27日。
規定では、胴部分に幅20mmの白線を21本、幅10mmの青線を20~21本、袖には白線15本と青線14~15本を入れることまで細かく決められていました。
現在のセントジェームスが用いる代表的なボーダーは、白線16mm、色線8mmという独自のピッチです。
海軍規定をそのまま再現するのではなく、その背景を受け継ぎながら、ブランド独自のバランスへ整えています。
このボーダーはまさに黄金比と言っても過言ではありません。
性別や年代を問わず、普段は柄物を着ない方でもご着用いただける、大変すばらしいボーダー柄です。
OUESSANTの選び方
ウェッソンの選び方には実は少々ポイントがございます。
それは何といっても、洗いをかけると顕著な縮が生じること。
そういうと難しいように聞こえますが、実はかなりシンプルです。
ZABOUには様々なサイズサンプルがありますので、まずはこちらをご覧ください。
SIZE & SHRINK GUIDE ウエッソンのサイズ選びと、洗濯後の縮み。
長く着るほど身体に馴染んでいく、SAINT JAMESの定番ウエッソン。
その一方で、コットン100%の生地だからこそ避けて通れないのが
「洗濯による縮み」です。
ここでは実際に3回洗濯したサンプルとスタッフ着用例をもとに、
サイズ選びのポイントを分かりやすくご紹介します。
厚手で目の詰まった生地
天日干しで検証
縮みが生じます
着込んで完成する、
バスクシャツの代表格。
1889年創業のSAINT JAMES。 ブランドの礎とも言えるウエッソンは、 厚手で目の詰まったコットン生地が特徴です。 新品時のハリから、着用と洗濯を重ねることで徐々に柔らかくなり、 身体へ馴染んでいく過程もこの一着の魅力。 だからこそ、購入時にはその後の縮みまで考えたサイズ選びがおすすめです。
実際、どれくらい縮む?
洗濯後の縮みが見られます。
乾燥機なし
※縮み方にはカラー・個体差・洗濯方法による差がございます。 乾燥機を使用した場合などは、上記より大きく縮む可能性がございます。
身長別。ZABOUスタッフのサイズ選び。
160cm / 60kg
RECOMMEND T4
T4でゆとり有り。 よりジャストなバランスで着る場合はT3も候補です。
170cm / 68kg
RECOMMEND T5 / T6
がっしりした体型でT5がジャスト。 さらにゆとりを持たせるならT6がおすすめです。
175cm / 65kg
RECOMMEND T5 / T6
T5でジャスト。 ゆとりを持って着る場合はT6もおすすめです。
185cm / 72kg
RECOMMEND T6 / T7
T6でジャスト。 ゆとりを持たせる場合はT7がおすすめです。
ざっくり選ぶなら、このあたり。
上記の「ざっくりサイズ選び」は標準的な体型を想定した目安です。 スタッフ着用例はそれぞれの体格によって着用感が異なります。 また、ウエッソンはカラーや個体、洗濯方法によって縮み方にも差がございます。 「ジャストで着たい」「ゆとりを持って着たい」など、 お好みのバランスも含めてサイズをお選びください。
洗い、着込むことで己の肌に馴染むカットソーとして完成する。
育てるアイテムとして、これほど魅力的なアイテムもなかなかございません。
ご心配であればスタッフがしっかりご案内いたしますので、是非お問い合わせくださいませ!
今季のOUESSANT
『OUESSANT』¥17,600-
まずは定番シルエットのこちら。
今季はブランドらしい黄金比のボーダーは3色のご用意です。
ベーシックなブランド定番の『ECRU×MARINE』。
これはもう欠かすことができません。どのようなボトムスやアウターとも抜群の相性です。
秋冬アイテムに馴染みのいい、落ち着いた『GREIGE×DARK BROWN』。
デニムはもちろんのこと、チノや軍パンとも好相性な素晴らしい配色です。
ネイビーの柔らかさにブラックの引き締めが加わり、カジュアルでありながら都会的な雰囲気の『NOIR×NAVY』。
ボーダーは着たいけれど、柄を強く見せたくない方にもおすすめしやすいカラーです。
さらに、大活躍間違いなしの落ち着いたソリッドカラー、『DARK BROWN』もご用意しております。
しっかりと落ち着いた深いブラウンは着込んだ際のエイジングも楽しみです。
『OUESSANT LOOSE』¥20,900-
ZABOUでのお取り扱いは久しぶり。
定番のウエッソンよりもゆとりあるサイジングのルーズシルエットも今季はご用意しております。
太い目のボトムスがお好きな方には非常にはまるバランスですし、がっちり体系の方にもおすすめ。
体系カバーにもぴったりです。
こちらも定番配色の『ECRU×MARINE』はしっかり押さえております。
着比べてみるとしっかり印象が異なりますので、すでに通常シルエットの同配色をお持ちの方にもおすすめです。
ソリッドカラーとしての定番、『NOIR』は今回ルーズシルエットでのご用意。
使いやすさはい合わずもがな、現代的なシルエットとクールなブラックがかみ合って現代的な仕上がりです。
今季一押し、『DARK PURPLE』のソリッド。落ち着いた暗めのパープルカラーです。
紫と聞くとイマイチイメージがわかない方もいらっしゃるかと思いますが、実はメンズボトムス三種の神器(デニム・チノ・軍パン)と非常に相性のいいカラー。ぜひお試しください。
秋の立ち上がりはフランス製のバスクシャツを。
今季のSaint Jamesはいかがでしたでしょうか。
魅力たっぷりなシーズナルカラーのセレクトと、久しぶりのルーズシルエット。
今まとは一味違うラインナップを抑えつつも、ベーシックなカラーもご用意しております。
シンプルで使いまわしがしやすく、でも大人っぽくほかのロンTなどとは異なる大人っぽいルックス。
そして、見た目だけにとどまらず、しっかり生産背景や歴史が備わったバックボーン。
時代を超え、ファッションのジャンルを超え、いつの時代も愛される大人の男のための実用服です。
既にお持ちの方も、まだお持ちでない方もまずはお試しくださいませ。
一度ご着用いただければ、私たちがこのカットソーをおすすめし続ける理由も納得いただけることかと存じます。
まさに今時期から季節が進んでも大活躍間違いなしですよ。
















