ハットの似合う人間になりたい

2026.08.08
Blog

こんにちは。
今回は、明治27年(1894年)創業の西川製帽店が手掛けるオリジナルブランド、BUNJIROW(ブンジロウ)のパナマハットのご紹介です。

BUNJIROW(ブンジロウ) パナマ ツマミ

本題に入る前に…ハットが似合う人ってすごいカッコイイですよね。

BUNJIROWのパナマハット、もちろんカッコイイんですけど僕が被ってサマになるにはまだケツが青いなっていうのが正直なところです。
こんな風に被れたらステキだぞって思う人物パッと思い浮かぶところがこの3人。

上から友川カズキ、Captin BeefheartことDon Van Vliet、草野マサムネ。

やっぱある程度年齢重ねないとハットに負けちゃうのかも。

けど臆せず被っていく。
「懲りずに憧れ/練り上げたウソが/いつかは形を持つと信じている」から。

というわけで本題です。

「パナマ」だけど、生まれはエクアドル

そもそもパナマハットという名前ではありますが、その発祥はパナマではなく南米エクアドル。

「トキヤ草」と呼ばれる植物の葉を細く裂き、それを職人の手で編み上げて作られる帽子です。

トキヤ草を乾燥させているところ

19世紀、エクアドルで作られたこれらの帽子がパナマを経由して世界へ輸出されるようになったことから、「パナマハット」という呼び名が広まったそう。

さらに20世紀初頭、パナマ運河建設地を訪れたアメリカ大統領セオドア・ルーズベルトがパナマハットを被った姿が広く報道されたことで、その名前とスタイルは世界的に知られるようになりました。

このように暑い土地で生まれた実用品だったパナマハットを日本人の頭に合わせて仕立てているのがBUNJIROWのパナマなのです。

BUNJIROWについて

BUNJIROWを手掛ける西川製帽店の創業は、明治27年(1894年)。

戦前から受け継がれてきた技術と道具を用いながら、現在も一つひとつ丁寧に帽子作りを続けています。

今回のパナマハットも素材には本場エクアドル産のトキヤ草を使用。
海外の帽子をそのまま持ってきたのではなく、日本人の頭の形に合わせて成形されているところもBUNJIROWの大きな魅力のひとつです。

帽子はサイズだけ合っていても、クラウンの形や横幅が自分の頭と合わなければ意外と落ち着きません。
その点、長年日本人の頭を見続けてきたメーカーならではの説得力があります。

カジュアルに楽しめる「石目編み」

パナマハットは、使用する素材だけでなく編み目の細かさによってもグレードが分けられます。

こちらのパナマハットは「石目編み」。
超細番手のパナマのようにドレッシーになりすぎず、編み目そのものの表情を楽しめます。

デニムや軍パン、チノ、ショーツといったカジュアルなボトムスにも自然と馴染み、ニットやスラックスと合わせれば程よく上品にまとまります。

濃紺のグログランテープ

濃紺のグログランテープを採用。

パナマハットではブラックのリボンも定番ですが、全体が少しドレッシーで硬い印象になります。
デニムやネイビーブレザーとの相性を考えると濃紺のほうが日常に落とし込みやすいです。

遠目にはキリッと全体を引き締めながらブラックほどコントラストが強くなく、普段よく着る色に自然と馴染んでくれます。

かわいい裏側のリボン

内側には小さな白いリボンが付属。
こちらが帽子の真後ろを示す目印となっています。

一見すると前後が分かりづらいハットですが、被る際はこちらを後ろにしていただければOKです。

今回は2つのコーディネートを組んでみました。

夏のキレイめスタイル

●トップス MOONCASTLE(ムーンキャッスル) サイズ:XL カラー:グレー ¥12,650-
●ハット BUNJIROW(ブンジロウ) サイズ:L ¥36,850-
●ボトムス F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー) サイズ:M カラー:ネイビー ¥19,800-
●ソックス NAVYROOTS(ネイビールーツ) カラー:ホワイト ¥1,980-
●シューズ Regal Shoe&Co.(リーガルシューアンドカンパニー) サイズ:26cm カラー:ブラック ¥50,600-モデル 身長184cm 体重60kg 足のサイズ27.5cm

グレー×ネイビーという落ち着いた配色で、全体は極力シンプルに。
夏はTシャツ一枚のスタイルが増えますが、ニットに置き換えるだけでグッと上品になります。

そこでこのBUNJIROWを。

キレイめなコーディネートに合わせても決めすぎにならないところがいいですね。
石目編みの程よく素朴な表情と濃紺のリボンが、ニットとイージーパンツの間をうまく繋いでくれます。

クラシックなパナマハットとローファーを使いつつ、全体としてはあくまで現代的で気負いのないスタイルに仕上げました。

Tシャツスタイルにも

●ハット BUNJIROW(ブンジロウ) サイズ:L ¥36,850-
●スカーフ NAVYROOTS(ネイビールーツ) カラー:クリーム ¥7,480-
●シャツ GIM(ジム) サイズ:LL カラー:ホワイト ¥16,500-
●パンツ LIFiLL(リフィル) サイズ:3 カラー:ネイビー ¥17,600-
●シューズ Regal Shoe&Co.(リーガルシューアンドカンパニー) サイズ:26cm カラー:ブラック ¥50,600-モデル 身長184cm 体重60kg 足のサイズ27.5cm

こちらはもう少しカジュアルに。

シンプルな夏の装いですが、パナマハットとローファーを合わせることで少しだけ品のある方向に。

とはいえカチッとさせすぎないのがポイントです。

LIFiLLのリラックスしたパンツのシルエットが力を抜いてくれます。
そしてレッドの差し色がコーディネートの良いアクセントに。

パナマハットはいつものTシャツスタイルを少しだけ整えてくれるもの、と考えると使いやすいと思います。

箱がかわいい

BUNJIROW(ブンジロウ) ハットケース 丸箱 ¥3,520-

なんといってもこのチョコミントみたいなカラーの丸箱がとってもかわいくてこれだけでも欲しいです。



いかがでしたか。

BUNJIROWのパナマハットは、日本人の頭に合わせた形、カジュアルに使いやすい石目編み、濃紺のリボンと、普段使いしやすい要素が揃っています。

夏にしかできない装いを、ぜひお楽しみください。

アバター画像
この記事を書いた人 柴田辰吉