坂口 
こんにちは。ZABOU坂口です。
夏が好き過ぎて、一番この時期が元気です。
毎日、髙橋君に「夏、来たな。」と確認を取っているのですが、どうやら彼は夏があまり好きではないみたいです。
これからTシャツやリネンシャツ一枚になるのも楽しみですし、何なら来年の夏も楽しみです。
薄着になる季節は、どうしてもポケットに物を詰め込みがち。手ぶら派の方も、こんなカバンなら持ちたい！と思って頂けるであろう、暫く入荷が無かったこちらをご紹介致します。
BAG’n’NOUN（バッグンナウン） TOOL BAG（ツールバッグ）
機能性に特化したカバンが街を埋め尽くす中、個性的な色や形で目を惹くBAG’ｎ’NOUNは、洋服屋が作るカバンをコンセプトにスタートしました。
私たち大阪に住む人間からすると、お馴染みのロゴにボディ。
際立つ個性的な見た目ながら、洋服に馴染む「可愛さ」のバランスが、唯一無二の存在感で、自身も1ユーザーとして昔から愛用しております。
自分用にもプレゼントにもたくさん買っておりましたが、やはりこのTOOL BAGはラインナップとして欠かせないな～という事でこの度再入荷しました。
ボディは国産の9号帆布を使用しております。
見た目は重厚感があるように見えますが、とても軽くサイズ感も日常使いには本当丁度良いです。
持ち手は手持ちハンドルと
肩掛けのショルダーストラップが付きます。
何れもヌメ革ですので経年変化も美しいです。
20歳の頃、まだ当時付き合っていた嫁にプレゼントしましたこちらは、出勤用のカバンとして、または重たい荷物を運び用のTOOLとしての使い方をしておりましたので、4～5年使ったのちに肩掛けハンドルが切れてしまいました。
新しいの買ってあげようかと思いましたが、折角なので修理して使いたいという意向があったので、ダメ元でBAG’n’NOUN本店へ持ち込んだ所、約2週間程で修理して頂けました。パーツも当時で1000円くらいだったかな。それで今も変わらず使ってもらっています。
話は戻りまして、こちらのGOLDと名付けられたカラーの帆布。
本当良い変化してくれるのです。
退色してアジは出るんですが、汚らしくない。
男性にも女性にもオススメなバッグです。
前にデザイナーの小澤さんに取材させてもらったときも、
この持った時の見た目について、特に強く解説していただきました。
「カバンは物を入れたときの形が出る方が良い。その荷物に合ったサイズの物を選ぶと、中に入っているものの形がカバンに浮き出る。」
や、
「人間の肩周りの大きさというのは、実は人によってさほど差がない。だからハンドルの長さは調整してない。肩に掛けたときにどんな人が持っても、この形になる。」
一見して傲慢に聞こえるような言葉でも、一つ一つに意味があって、ブレない。そんなモノ作りに対するひたむきさを感じるからこそ、自分が服やカバンに惹かれているんだと。ハッとした事を今思い出しました（忘れんなや）。
一応、カバンだからこのようにポケットは付いておりますが、
～用のという明確な機能が備わっておりませんので、使い方は自分次第。一応自分だったらこう使っていますみたいな写真を撮りましたが、それを説明することすら野暮に思えます。
BAG’n’NOUN（バッグンナウン） TOOL BAG（ツールバッグ） BLACK
休日のリラックスしたとき、道具として文字通り、ツールバッグな扱いも良いですが、
こんな良くできたカバンは、お休みの日だけでは勿体ない！という欲張りさんにはこちらも良いかも知れません。
ボディをコーデュラナイロンに置き換えたビジネスにも対応するのがこちらのブラック。
ジャケットスタイル、スーツスタイルにも適応するクールな印象に早変わり。
素材を変えても良さを損なわず、バチっと対応してくれますね。
人の手を感じるぬくもりと、無機質な素材感が絶妙にマッチし、その存在感はコットンキャンバスには出せない風合い。
雨の日も安心です。
あえて持ち手はブラックのレザーを使用する辺りがニクイです。
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本当は言葉にする事すら蛇足なのかもしれない。
持つ人がどう感じるか、どう使うかまでデザインしない。
使ったその先に完成する不思議なデザインだと思います。あくまで個人的な意見ですが。
是非、見て、触って、持ってみて下さい。定義づけない真のデザインされたカバンが、そこにはあります。
