週刊ZABOU「NEW IVY BLAZER／H by FIGER(エイチバイフィガー)」

例えばお休みの日、友達主催のパーティや急な外食、デートやご挨拶など。
「一着持っていると何処へでも行けてしまう」そんなジャケットはもはやファッションという枠を超えて、必需品ではないだろうか。
では持つべきジャケットとは。。。

その答え「ダークネイビーのジャケット」なんです。
所謂紺ブレ。ブラックに限りなく近いネイビー。ただブラックとは違う、もう少し柔らかい印象があり普遍性が高く、コーディネートも様々。
アメリカントラッドに決めるならフラノのスラックスにレジメンタルタイ、足元はプレーントゥやローファー、といった間違いない教科書的な着こなしが既にあるし、
そこからフレンチアイビーのような枠に収まらない自由な着こなしまで楽しめる。

そんな求めていたジャケットがH by FIGERよりリリースされました。
デザイナー野澤氏のこだわりが詰まったネイビージャケット。日本製にこだわり、日本人の体型を考慮したサイズバランス。
実際に、見る人が見ても「分かっている」ディテール。
既製服にも関わらず、どんな人が着てもカッコよくキマる、そんなジャケットを是非ともお楽しみください。
（ご好評につき、サイズが減って参りました。次回入荷は10月の末頃を予定しています）

今回、デザインソースとなった貴重なコレクションを、野澤氏にお借りすることが出来ましたので、コーディネートと合わせてご覧ください。

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3 BUTTON’S IVY JACKET

—まずは一着持っておきたい、3つボタンのネイビーブレザー。
三つボタン、段返り、3パッチポケット。加えて今では珍しいセンターフックベント。
クラシックなディテールと、現代的なサイズバランスが融合した、NEW IVY JACKETがこちら。

「デザインソースとなったのは、VANで昔買ったキャメルのブレザー。
もう少し明るい色目だったんですけど、気が付けば少し変わっていました。」

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「とても気に入っていたのですが、今着るには少しボックスシルエット過ぎると（自分の体にピッタリと合っていると 長く着ることが出来る為）。そう思い、一度バラシてサンプルにしました。」
そこから着想を得て完成したのがこちらのジャケット。

—三つボタン段返り、センターフックベントなど、ディテールはそのまま。
後ろから見ると、シェイプが効いているのが分かりますよね。

「私はお気に入りのエンブレムを胸のパッチポケットに配しています。
確か青山のブルックスブラザーズで購入したものです。」

—アメリカントラッドにはこうでなければならない、という哲学が存在する反面、エンブレムや裏地でオシャレを楽しむ若者が多かったそうですね。癖のない一着もスペシャルに。

STYLING

6 BUTTON’S W-JACKET

—やや着丈長めなダブルブレザー。ひと昔前までは、着る人を選ぶジャケットとして認知されていたが、H byの作るダブルは、どんな人が着てもカッコよく映るように出来ています。様々な着こなしにマッチするよう、ダブルの可能性を広げた一着だとも言えます。

「ダブルのブレザー。シングルよりもフォーマルな印象があって好きなのです。私はラルフローレンとブルックスブラザーズのダブルのブレザーを所有しています。
H byは双方の良いとこ取りなジャケットです。こちらは30年以上前のジャケットです。」

「まず、どちらもボックスに近いシルエットで、私達日本人が着るには少し着丈が短くなるのです。これではジャケットに着られてしまいます。
そこを修正することによって、カジュアルにも落とし込みやすくしております。」

「海軍の制服ということもあって、下にバスクシャツを着るようなスタイリングにも合わせやすくなっておりますし、
パーカーなどを下に着こんでもオシャレなんじゃないでしょうか。」

「着丈や全体のバランスの他の変更点で言うと、しっかりと生地に厚みを加えています。ダブルのジャケットをもっと自由に、カーディガン感覚で羽織ってみても良いと思います。」

—厚みはあるけれど、しっかりとしたドレープが出るのも、着丈の長いダブルジャケットの強みですね。

STYLING

3BUTTON’S TWEED JACKET

—普通のネイビーブレザーは持っているんだよなぁ。という方への次の一着にオススメなジャケット。スコットランドのタータンチェックの一つ、ブラックウォッチ。深いネイビーにグリーンを織りなすこちらも、大きく言えばネイビーブレザー。
国産ツイードを使ったジャケットは温かみもあり、実際に着心地も暖かいです。

「所有しているゴルフバッグから着想を得たこちら。上の二つと違って、クラシックでシェイプを効かせ過ぎない、少しボックス的なシルエットになります。」

「ツイードは敢えて国産ツイードに。柔らかく肌触りも良いのでチクチクしない。
そしてゆったりとしたサイズ感なので、中にシェトランドセーターを着こんでもゴワつかない。
今年はこのツイードジャケットに、オレンジ色のセーターを着こみたい。ジーンズにも合うしオシャレでしょ（笑）」

—冬場は本当に寒い時期になるとアウターとしても活躍しますね。良いツイードは一生を共にするとも言います。長く付き合っていきたい、是非ワードローブに加えて頂きたいですね。

「裏地はそのままポケットチーフになることは、前回もお話ししましたが、
このようにして、裏のポケットにも生地を使っております。」

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—冬のタータンチェックに、ペイズリーを合わせるところが洒落っ気があり、目に見えないところまで手抜かりなしですね。

STYLING

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—如何でしたでしょうか。ジャストサイズで着る事で、おおよそどんな体系の方でも綺麗に着こなせるジャケット。
アイヴィースタイルだけではなく、様々なスタイルに落とし込める。そんなジャケットだと思います。

きちんと紹介する前に、既に店頭を旅立っております。
気に留めて頂けたら本望です。宜しければお問い合わせください。

また、もっと詳しくご覧になられたい方はことらもチェックお願い致します。