週刊ZABOU 「EARL’S APPAREL（アールズアパレル）／AMERICAN WORK WEAR」

幾つになっても変わらずに好きな言葉がある。「MADE IN USA」。
そんなアメリカ生産の衣料品が、現在入手困難になろうとしている。

アメリカのテキサス州にて創業の「Earl’s apparel」。
そんなアールズがワークラインとして展開する「GUNG-HO」、「STAN-RAY」。
ZABOUでの取り扱いは長く、自分たちのスタイルに欠かせない存在に。
実際に軍からも要請が来る程頑丈なモノづくりには定評があり、穿きこむほどに生まれる経年変化は、これぞアメリカ製と思える豊かな風合い。

少々大味なのはご愛敬。
丁寧ではなく、あくまでも頑丈だから。。。
多くのメーカーが本国から他国へ変わる中、アールズはアメリカ生産を今尚続ける数少ないブランド。
今後希少となっていくであろう逸品を、今このタイミングでお試し頂きたい。

※着用サンプルは全てスタッフ私物。
経年による汚れやアタリ感なども含めてみて頂けると幸いです。

GUNG HO（ガンホー）#1101P 4POCKET FATIGUE

定番の1101P。
所謂ストレートシルエットのファティーグパンツ。
元は野戦用のミリタリーパンツがベースなので少々ゆとりのあるサイズ感。
ただオリジナルより太くなりすぎずに、穿くと意外としっくりくる。

本来表にくるはずのサテン地を、裏返した「バックサテン」という生地を使っているので、肌アタリがサラッとしていてこれからの季節にもピッタリ。
スタッフも穿き方様々。

「太めの軍パン（特にオリーブ）って、たくさんお持ちの方も多いはず。それでもGUNG-HOのファティーグが長年愛される理由は、この普通具合ではないでしょうか。太すぎず細すぎず。時代の流れがワイドになってもスリムな傾向にあっても、やりすぎないスタンダードなシルエットだからこそ、いつまでも残り続ける。ベースが極端な形のモノって、かっこいいんですけど、ブームが過ぎ去った後、途端に見かけなくなる。やりすぎない大人のスタンダードなワードローブに是非。ちなみに初めて穿いた軍パンもガンホーでした。」

「物自体に普遍的魅力があるので、少しいじってあげるのもオススメです。裾上げの幅が通常だと1～2㎝というところ。あえて今回は長めの4㎝幅にしてみました。そうすることによって、折り返したときにダブル幅に見え（なくもない？）て、スラックスライクな穿き方もできるし、軍モノ感も増してより一層愛着が湧きました。あとはセンタープレスをあてると、よりスラックス的にも。スニーカーやサンダルも良いですが、今年はなんか革靴に合わせて穿きたい気分です。」

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「ガンホーとの出会いはZABOUでした。
旦那さんの付き添いで訪れたZABOUにて購入したのがファーストGUNGHOです。今では、毎日のコーディネートになくてはならないパンツとなりました。」

「ジャストサイズの28とオーバーサイズの34を気分で穿きわけしてます。裾上げはせずにロールアップして穿くのが好みです。深めにひと折りしてからもうひと折りする。
キッチリ折った感が出ない風にしたいのです。
ひそかなこだわりでもあります。」

「くったりとなじみが進んで、頃合いをみて新しいものを追加する。
これからもこの繰り返しで付き合っていくんだろうな～って思います。 」

「一番の魅力は普遍的でありながら、気兼ねなく穿ける扱いやすさですよね。
コーディネイトもTシャツと合わせてラフに合わせるも良し、ワーク系のアイテムと合わせてワークスタイルとして楽しむのも、B.Dシャツと合わせてキレイ目スタイルにと、幅広く合わせられる汎用性の高さも◎」

「着用期間は約1年程度です。
洗濯も沢山しているので、新品の状態と比べると全体的に色が白っぽく抜けてきていい雰囲気に。
ここからさらに穿き込んでエイジングを楽しんでいきたいと思います！ 」

GUNG HO（ガンホー）#1301P SLIMFIT FATIGUE

同じく人気なスリムフィットタイプ。
ロールアップよりかはジャストなレングスで、革靴なんかと合わせても良いかも。

裾幅は細く、太もも周りはゆったり。
キツめのテーパードが、ファッションアイテムとして、より取り入れやすくなっている。

「着用年数は約三年ほど。最近は穿く頻度はそれほど多くないですが、何にでも合わせやすく、汎用性が高くて重宝している一本です。」

「基本的に何を合わせてもええ感じになるのですが、せっかく細身のシルエットでシュッとしているので、トップスはシャツ、革サンダル、革靴と合わせてきれいめな感じでまとめるのが好きです。このパンツは穿きこんだ方が表情が良くなるので、ガンガン穿いて洗いにかけてアタリやバックサテン独特の生地感の変化をお楽しみ下さい。 」

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Stan Ray（スタンレイ） PAINTER PANTS

3本針で縫製された頑丈なペインター裾に向かってストンと落ちるシルエット。
カラーはオフホワイトとデニム。ワークウェアなのでどんどん汚して穿いていった方が良いです。
むしろ綺麗なままの方がカッコ悪い（？）

デニムはこれぞ、と言わんばかりの迫力が、穿きこむ毎に出てくるし、
ナチュラルはマリンスタイルとも相性が良い。

「ベイカーパンツやペインターパンツの何がカッコ良いって、仕事をしてる姿が美しいからですよね。昼間のパパはいい汗かいてる。夜のパパもいい汗かいてますかー！ 」

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「これもまた僕のユニフォームでして、ガンホーのみならずスタンレイのペインターもいくつか所有しております。中でも着用頻度で言えばやっぱりデニムペインターが多め。お気に入りなのはやっぱりアメリカ製でタフで丈夫・お手頃価格で買い足しが出来る。いかにもな理由ですよね！でも本当にこういうモノって数が少なくなっていると思うんです。（40オーバーの方からすればもっとですよね。。）」

「夏のコーディネイトと言えばだいたいこんな感じでTシャツと合わせることがほとんど。それもヘビーウェイトの無地ポケT。つまんなくてゴメンなさいね。でもコレが着飾らずリアルな服装。だってユニフォームですから。ファッションではあるものの、運動性・機能性先行型のオシャレです。 」

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日常着としての利便性、快適さを考えるとワークウェアは、普段の生活に欠かせないものに。
穿いて、洗って、また穿いてを繰り返すうちに、生活に沿った表情に変化していくと思いますよ。
是非、本国生産、本物のアメリカンワークウェアを、ご自身の手で確かめてください。