こんにちは。
東京店スタッフの小坂です。

しっかり冷え込んできて、ウールのニットがリアルな気候になりました。
お風邪等召されませんように、暖かくしてお過ごしください。

と言うわけで、今時期にピッタリのニットをご紹介させていただきます。

HARRISS(ハリス)のラグランクルーニットです。
昨シーズンも非常にご好評いただきましたが、今シーズンは更に良くなって帰ってきました。

ずばり、素材を乗せ換えてあります。
今年はキャッシュウールが使われています。

イタリアの名門はゼニア・バルファ社が手掛けるメリノウール糸でして、同社の特殊加工によって防縮性を備えながら、カシミヤのような肌触りとシルクのような光沢を兼ねるという夢のような素材です。
本当に夢のような素材なので、ウール糸としては世界最高級としても知られています。

ZABOUのお客様としてはRinascente(リナシェンテ)の沼ネックの素材として馴染み深いところでしょうか。
沼ネックの肌触りに魅了されている方はこちらも病みつき必至というわけです。

着てみるとこんな具合に。
リナシェンテと同素材ながら、ふんわりとした素材感とリラックスしたシルエットは対照的な仕上がりです。

気合の入り過ぎていないこのムードが気分という方は多いのではないでしょうか。

●アウター　HARRISS（ハリス）　サイズ：38　￥33,000-
●トップス　HARRISS（ハリス）　サイズ：38　￥19,800-
●ボトムス　A VONTADE（アボンタージ）　サイズ：S　￥31,900-
●シューズ　SANDERS（サンダース）　サイズ:UK7　￥68,200-
モデル　身長170cm　体重52kg　足のサイズ26.5cm

ハリスはトータルブランドなので、セットでお召しいただくとサマになります。
個人的にオススメのユーロワークジャケットと合わせてみました。

是非WEBSHOPをご確認ください。

さて、続いてはディテールを見ていきましょう。

詰まり過ぎていない首元も着やすくて良い塩梅ですね。

肩の自然なラインを出してくれるラグランスリーブもリラックスしたムードに一役買っています。
アウターを着る時にゴワゴワしづらいのも隠れた利点です。

それでもだらしなく見えないのは袖と裾のリブが程々に効いているから。
裾リブが効いているとブラウジングしやすいので着丈を調整しやすいです。

そんでもって、やっぱり秀逸なこの生地感。

キャッシュウールの質感が存分に活きる7Gの畦編み。
プルプルとした独特の肉感で硬さは皆無。
キャッシュウールの専売特許です。

リナシェンテがキャッシュウールのシルクのような光沢を活かしたニットなら、ハリスはキャッシュウールのカシミヤのような柔らかさにフォーカスしたニットといったところでしょうか。

いずれにしても、最高級の素材をお楽しみいただける逸品です。
それぞれの良さがありますが、ハリスならではの長所は重ね着がしやすい点にあります。

先のご案内のように身幅にゆとりのある作りなので、シャツとのレイヤードをお楽しみいただけます。
肉感のある7Gの畦編みはインナーの質感を拾わないのが秀逸ですね。

首元も良い塩梅です。
ネックの開き方は丁度良いので、こうした着方がサマになります。

今シーズンの僕の本命◎、めちゃくちゃ活躍してくれそうです。
皆様もぜひお試しください。

WEBSHOPにも掲載しておりますので、遠方にお住まいの方はこちらも合わせて。

それでは店頭でお待ちしております。
ありがとうございました。