銀座でひたすらバーンズTを着ている三人組（おとこたち）。

Concrete jungle, animals are after me
Concrete jungle, it ain’t safe on the streets
Concrete jungle, glad I got my mates with me

The Specials 『Concrete jungle』

東京都中央区銀座。

ここにはバーンズアウトフィッターズのTシャツをひたすらに着ている男たちがいる。

通称、キング・隊長・カサネギマン。
どれも色物ぞろいと噂の三人組。
なんでもおようふくやさんだそうで、三人三色のTシャツの着こなしを披露しながら一丁目を中心にタフネック界隈で縄張りを形成し、街を闊歩しているという。

今回はその三人組に銀座一丁目駅前で直撃。コーディネートの紹介とバーンズTの良さを語ってもらうこととなった。
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隊長

「プリントTはカジュアルなアイテムな要素が強いと感じる俺は、無地を選択しスタイルに組む。艶やかなネイビーの疑麻素材のジャケットに黒TがなんともSexy.
もちろんペルフェクっているこのハーフパンツはZephyer(西風)が靡くとより涼しさを加速させる。

全体的にミリタリー由来のアイテムが多めなのにも関わらず、上品にソフィスティケイトなこのスタイルにもタフなバーンズTは男らしい印象を加え、見事なまでにフィックスする。
これが俺のPerfection.」

カサネギマン

「タフなネック、ボディが魅力的なこのTシャツは、野性的なアイテムと合わせたくなる。
これからの時期にアウターを使ったカサネギをするには、ショーツが欠かせない。加えてこのA VONTADEのGジャンは軽さが良い。今時期着ても全く違和感のない見え方をする。ここに清涼感のある白のプリントT。脱いだ後、背中のプリントで語る。

脱いだ後もかっこよく決まる。これが夏のカサネギの極意であり、プリントTでなければいけない理由なのさ。」

キング

「俺はアメカジに振る。それがプリントTらしい使い方足るものだと捉えているからな。
あえてのインナーは黒のプリントTを‘‘王の選択（キングスチョイス）‘‘。引き締めた印象を与えるだけでなく、ヴィンテージ割れプリントを採用している黒は、経年変化が魅力のファティーグショーツと今までにない素材の交錯を見せつける。重たくなりすぎないよう、上には軽さの出せるシャンブレーをカサネるって訳だな。」

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「銀座（このまち）に限らずバーンズTはただのTシャツじゃ終わらない。己の個性を表現し、コーディネートに彩を与えてくれるツール。もちろん他のTシャツも良い。だが俺達が伝えたように、タフなボディでしか得られない世界がそこにある。だから俺たちはこれからもバーンズり続ける。」
三人を代表したキングはそう言い残しネオンの揺らめく銀座の街へ溶け込んでいった。

三人が揃いも揃ってバーンズTを着続けている理由。それがこの言葉に詰まっていた。

※このブログは実際の発言内容を一部変更しております。