週刊ZABOU「革。経年変化を楽しむ-使うほどにアジが出る革製品の魅力-」

Q.毎日使うものに何を求めますか？

日常には物が溢れていて、選ぶ基準を見失いそうになるこの頃。
お金は無限ではないし、ある程度頑丈な物が良い。使い勝手の悪いものは嫌だし、あまりに高いと気を遣う。
そんな条件を満たしたものを一つ一つ選んでいくのが妥当だと思うが、その中に「経年変化」という条件を足してみては如何だろうか。

特に財布、キーケース、ベルトなど毎日使うものは、比較的変化が著しい。
その変化が一番分かりやすい色をご紹介。

タン、ナチュラルなど、比較的明るいカラーの革製品。
男性の小物に多いブラック、ブラウンに次いでZABOUではこの色味の革製品を多く取り扱う。
理由は、前述の通り経年変化を一番分かりやすく見て感じることが出来るからである。

moca（モカ）

ここにMOCA（モカ）のキーケースがある。
右は製品。左は1年程使い込んだもの。鞣しや仕上げによって差はあれど、これだけ短期間で変化を感じられるのは嬉しいところ。
ここから色味がより一層濃くなって、自分色に染まっていく喜びは、それを持つものだけが知るようでうれしいものがある。

長めのキーホルダー 04も同じくで経年変化が感じられる。

MOCAと言えば新商品のこちらも。

首から下げるパスケースも、素材が変わればファッションアイテムとしての側面も。

身に着けるものといえばこちらも。

JABEZ CLIFF（ジャベツ・クリフ）

イギリスのレザーベルトと言えばクリフを挙げる方も多いはず。
こちらのTANカラーはスニーカーとの合わせにも良く、クラークスやラッセルにみられる、サンドスウェードのシューズとも好相性。

レザーや真鍮が燻んでいくと共に、合わせる靴のバリエーションも増えてくる。
お手入れ次第でブラウンに近づけていくのも楽しそう。

SLOW(スロウ)

全3サイズで、バッグインバッグからクラッチバッグとしてもお使い頂ける
SLOWの定番商品。
鞣しの技術で柔らかく、裏地には麻を使用しているので、耐久性にも優れている。

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TANNER GOODS（タナーグッズ）

アメリカはTANNER GOODS（タナーグッズ）より、こちらはシンプルな見た目が魅力のブレスレット。
シングルと、二重巻きになっているダブルがあり、
レザーならではの無骨さがあって、シルバーにはない見た目の温かさ。
ビーズやシルバーとの重ね付けもオススメ。

ダブルは単体でも存在感があり、武骨ながら清潔感さえ感じられる。

CACTA（カクタ）

だいぶとコンパクトな財布が浸透してきたこの頃。
CACTA（カクタ）のそれは、よりコンパクトに、よりスマートに。を突き詰めた結果とも言えるだろう。

最初はやや素っ気ない見た目も、艶が出てくることでより一層手放せないものに。
アジが出てくる革と、ハイテクな操作性がマッチした逸品。

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まだまだありますが、本日はこの辺で。
中々涼しくならない今の時期、皮革製品を身に着けることで季節感を少しずつ。
本格的に寒くなるころには、良い雰囲気にエイジングしていることでしょう。