Channel Jumper（チャネルジャンパー）　ガンジーセーター

投稿日 2013年9月22日
著者 ZABOU
カテゴリー Blog

　こんばんはホッタです。

　今年もこのアイテムをご紹介する時期になって参りました。まだまだ残暑が多少続いてはおりますが、涼しくなってからでは手遅れ。早すぎるに越した事は、無いのでございます。

　毎年、谷川ボスの冬の超超愛用品として、ZABOU冬の風物詩とまで言われたアイテムでございます。私も昨年デビュー致しました。これが無ければ、ZABOUの秋冬はもはや始まらないのでございます。

『Channel Jumper（チャネルジャンパー）　ガンジーセーター』をご紹介致します。

　　
○Channel Jumper（チャネルジャンパー）　ガンジーセーター　デニム　　プライス：￥18,900-

○Channel Jumper（チャネルジャンパー）　ガンジーセーター　グリーン　　プライス：￥18,900-

○Channel Jumper（チャネルジャンパー）　ガンジーセーター　オートミール　　プライス：￥18,900-

　ガンジーセーターとは、イギリスとフランスの間にありますガンジー島で生まれました、漁師が着るセーターでございます。古くは16世紀頃から存在しており、非常に歴史の長い服と言えます。
　特徴的なのは柄編み（がらあみ）と呼ばれる編みの模様です。かつては漁師の各家庭で、独自の編み柄を作っていたため、万が一海難事故などにあえばその身元が分かる、なんていう、リアルな物語があるほどのもの。しかし、いつかその模様が大変優れた、伝統的な装飾として認知され、ついには英国王室御用達になるほどとなりました。

　屈強な漁師達が身に付け、激しい荒波の中へと漁に出る訳ですから、大変丈夫でまた暖かく出来ています。伝統的なウール100%のニットは、ゴワゴワとして力強く、また油を含んでいるため水にも強い性質を持っています。
　さらに特徴的なのは、服の前後ろが存在しません。前後とも、同じデザインになっています。いちいちどちらか確認する必要など、当時の漁師達には無かったのでしょうか。着ているうちに体に馴染み、自然と前、後ろが決まってくるのも、またガンジーセーターの不思議な魅力の一つです。
　仕事がしやすい様にと袖は短め、寒さをしのぐ為に着丈は長め、と、見てくれのファッションのみに特化した服とは一線を画す、背景を残したファッションなのでございます。