Guernsey Sweater（ガンジーセーター）2011

投稿日 2011年10月26日
更新日 2016年11月28日
著者谷川
カテゴリー Blog

やっぱりセーターが好き。も～誰が何てったってセーターが好きなのでございます。何なら家で羊を飼いたいくらいでございます。そんな訳で今年もご用意させていただきました「ガンジーセーター」でございます。イギリスのチャンネル島から遥々（はるばる）とやって参りました。

「ガンジーセーター」をご存じない方のために簡単におさらいでございますが、イギリスとフランスに挟まれましたるドーバー海峡にチャンネル諸島がございます。その中のガンジー島という島で作られたセーターでございます。だからその名も「ガンジーセーター」なのでございます。この島では羊毛が取れなかったためにイギリス王室にセーターを献上することを引き換えに羊毛を下賜されたのでございます。それ以降、島の男たちはセーターを着て漁に出掛け、女たちはセーターを編みました。特徴といたしましては、セーターに前後がないこと、操業しやすいように袖がやや短かくなっていることでしょうか。古くは各家庭それぞれの柄編みが施してあって、海難事故に遭った時もどこの誰だかすぐにわかるということであったそうな。現在でもハンドニット（手編み）が残っている北部のマン島あたりでは作り手さん各々（おのおの）による美しい柄編みが見れます。

さて、今年のお色目はオートミール、ダークネイビー、デニムの3色でございます。毎年少しずつ色が変わりますがこれまたよろしいんじゃないでしょうか。先日は林師匠にもザボブロ（ZABOU BLOG）にご登場賜りましてガンジーセーターをお召しいただきました。「何を着ても似合うとはこのことかい！」と思わずツッコミたくなる男でございますが、似合うにはちゃんと訳（ワケ）がございます。体を鍛えておらることは朝飯前でございます。年中真っ黒な肌も特徴のひとつでございましょう。それよりもなによりも師匠の「服好き」であることの情熱が彼を揺り動かしていることだけは間違いありません。もう少年のようにはしゃぐのです。情熱はひと様をも揺り動かす秘薬なのでございます。コブとり爺さんが衝動を抑えきれずに鬼たちの酒盛りの場で踊りを舞ったのと同じ理由でございます。底抜けに明るく人懐っこい陽気なイタリア人のオッサンのような気質が周りの人をも巻き込むのでございます。ちょっと褒めすぎましたが本当の話でございます。

はて「ガンジーセーター」でございました。

「ガンジーセーター」の特徴でございますが、毛足が短くガシガシに織り込まれているためピリング（毛玉）がほとんど出来ません。しっかりとした編み目でございますゆえに非常に温かく多い日も安心のロ〇エ・セーフティーロングなのでございます。一度着たら止められない安定感のあるセーターでございます。

ワタクシ毎年冬が来るたびに「ガンジーセーター」ばかり着ておりますので、スタッフだけでなく馴染みのお客様からも「また、ガンジーっすかー!!」なんて失笑を買うほどでございます。しかしながら、こんなワタクシもおかげさまで雑誌『2ND（セカンド）』さまに掲載いただく名誉を頂戴いたしました。もちろん「ガンジーセーター」着用でございます。もう恥ずかしくって恥ずかしくって穴があったら入りたい。みんな大好き温（ぬく）いトコ。でございます。

【Guernsey Sweater（ガンジーセーター）2011　　カラー：オートミール、ダークネイビー、デニム　　サイズ：36,38　　プライス：￥18,900-】

（オートミール）●シャツ　Loquat Sports Wear タッタソールBD　　カラー：ホワイト×ブルー　　サイズ：Lのみ　　プライス：￥9,975-
●セーター　Guernsey Sweater（ガンジーセーター）2011　　カラー：オートミール　　サイズ：36,38（着用）　　プライス：￥18,900-
●パンツ　RESOLUTE（リゾルト） 710 デニムパンツ　　サイズ：28、29、30、31（着用）、32、33、34、36　　プライス：￥23,100-（36インチのみ￥24,150-）
●シューズ　SEBAGO（セバゴ） DOCK SIDES（デッキシューズ）　　カラー：SAND SUEDE　　サイズ：7H（着用）,8,8H　　プライス：￥14,490-
●モデル　身長176cm　　体重65kg