SPINNER BAIT(スピナーベイト) ネップ入りウール天竺セーター

ZABOUでお取り扱いさせて頂いてるブランド『スピナーベイト』さん。既にご存知の方も多いと思いますが、彼らの考える『カジュアル・シック』ということについて、今日は考えてみたいと思います。

皆さんは『カジュアル・シック』という言葉をご存知でしょうか? カジュアル・ウェア(普段着)に対する言葉としてはフォーマル・ウェア(公式な場所へ着ていく服≒スーツやタキシード)ですが、この『カジュアル・シック』≒カジュアルとフォーマルやドレスの中間といったところでしょうか。はとてもええ感じやないかなと思います。

よくあるケースですが日頃お付き合いのある方でスーツ姿しか見たことが無く、たまたま休日に街中で出会ったりしたとき。その方のカジュアル・ウェアのイケてないところを見てしまうと今までの印象が幻滅してしまったりするほどです。これはもう非常に危険ですよね。笑

というのも、皆さん諸事情はおありですが、昔に買ったものを今の状況を考えずに無理やり着てしまうために引き起こしてしまうことのように思います。高いモノを着ているから安心とか定番のモノを着ているからいつの時代でも大丈夫とかそんな事ではなくファッションですから古いモノが色褪せて見えてしまうことの危険性があるということですわ。もう少し分かりやすく言うと、昔流行ったモノに影響を受け過ぎていてそれを引きずっていること。かもしれません。

逆説的に考えるとそれは信念を貫いていて非常にカッコいいことなのですが、かなりの上級者向きです。笑 では上級者とはどんな人なのか?これは実は西洋人の服の歴史が物語っているように彼らのDNAに潜在的にある『カジュアル・シック』というものがベースにあると思います。

とある南の島のバケーションでの出来事。日本人とドイツ人、オーストラリア人、スウェーデン人の夫婦がたまたま昼間にビーチで仲良くなったので夜にパーティーをしよう!という事になりました。そこで日本人の彼。日頃はアパレルで勤務していることもあって洋服には自信があります。そしてアロハに短パンといういでたちでパーティーへ。しかし、そこで彼が見たものは・・・。

彼らは特別盛装しているわけではありません。こざっぱりした白のシャツに紺色のスラックスを穿いていただけ。おそらくこれが彼らの持っている洋服のDNAなのでしょう。あまりの違いに愕然とした訳です。決して正しいとか間違ってるとかそんなんじゃなく雰囲気がいいんですよね。

後日談として彼らのこういったスタイルのことを『カジュアル・シック』というのがわかったそうです。
それをmade in JAPANで表現するという方法がスピナーベイトさんの『カジュアル・シック』のように思います。

気負いすることなく清潔感があってサラッと着流すこと。決して雑誌とか見てムキにならないようにね。
いいですよね『カジュアル・シック』 でも、シンプルすぎると冬ソナ・ヨン様みたいになるので要注意!にゃはは。
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SPINNER BAIT(スピナーベイト) ネップ入りウール天竺セーター カラー:ダークブラウン、グレー、ベージュ、ブルー サイズ:S/M/L ¥8,190(税込)
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