前田 本日は改めまして【～colm（コルム）とは？～】をテーマに、デザイナー成田氏にマエダがいろいろ聞いちゃいました～な内容でお送り致します。
どうぞお付き合い下さいませ。
【マエダ】 この度はオリジナルブランド”colm（コルム）”をご紹介いただきありがとうございます！ 成田さんとはかれこれ10年以上のお付き合いになりますかね～。weac.（ウィーク）の受注販売会の着用モデルをお願いしたり、moca（モカ）をご紹介頂いたりと、いまにつながる懐かしい日々でございます( ^)o(^ ) 早速ですが、ブランド名である”colm（コルム）”。どんな思いでつけられたのですか？
【成田氏】 どうなるかやってみる。ためしにやってみる。ためす。などを意味する「こころみる」からきています。 何か思いついたら紙でもダンボールでもいいのでまずは手を動かしてとりあえず作ってみる、ということを心がけています。
【マエダ】 そっか～【こころみる】からのコルムでしたか！すごく前向きで、心の動きをカタチにすることを大切にしておられる気持ちが伝わってきます！！ この、ロゴマークも気になってるのですがこちらはどんなイメージで？
【成田氏】 多様な使い方ができて大工道具の基本である「差し金」をモチーフにしています。 ものづくりの原点のような道具だと感じているので尊敬を込めてブランドロゴに取り入れさせてもらいました。
【マエダ】 ブランドスタートのプロダクト第一弾であるレザートレー。どうしてトレーだったんですか？
【成田氏】 ふだんよく使うお気に入りの時計や眼鏡・アクセサリーなど、どこかに収納してしまうのではなく目が届くところに仮置きできるような場所が欲しいな、がきっかけでした。ものに傷をつけない機能性と部屋に置きたくなるインテリア性を考えてレザーが最適な素材だと考えました。
【マエダ】 モノの定位置、大事ですよね。とくにお気に入りのモノはいつも目に触れていたいですもんね～今回東京店よりスタートさせていただいた販売会の中でも、レザートレーはお客様から大変ご好評いただいております( ^)o(^ )
【マエダ】 長年プロダクトデザインを手がけてこられた中で、一番大切にしておられることってなんでしょうか？
【成田氏】 作品ではなく商品を作っているということを大切にしていて、そこににやりがいやおもしろみを感じています。お客さんに永年愛用され本当に買ってよかったと思ってもらえる商品を提供できるよう努めています。
【マエダ】 大阪から拠点を地元・富山に移されての制作活動。今の環境についての思いはいかがでしょうか？
【成田氏】 大阪にいる頃に比べて作業スペースが広くとれ、身近に工房を設けたことによって制作の作業効率は上がったように思います。プライベートでも、趣味の自転車や釣り、スノーボードを楽しむには最適な環境だと思うのでいい気分転換になっていますね。 打合せもオンラインミーティングが主流になりつつあり実務的にはあまり不便を感じず、思えば快適そのものですね！（笑） ただやはり、実際に目で見て手で触れることでしか得られない情報もたくさんあることもホントのところ。コロナが落ち着いたら積極的に動いていきたいとの思いもあります。
【マエダ】 プライベートの充実！大事ですよね～( ^)o(^ ) 特にモノを生み出すお仕事ならなおさら、気持ちが渋滞せずスムーズに余裕をもって過ごせることがとっても重要なんだろうな～って感じます。そのような環境の中、新しい取り組みや今後の展望などいかがでしょうか？
【成田氏】 直近の予定ではBandWalletをもっとアウトドアやスポーツの場面でも積極的に使えるようにナイロン素材での展開を考えています。 また今後は地元富山県、ひいては北陸の企業と協同でのものづくりに挑戦したいと思います。どのような展開になるかはまだまだ未知数の部分もありますが、この環境でできる面白い取り組みになれるよう進めていきます！
プロダクトデザインを進めるうえで大切なことは、引き算することなのかなと思います。必要な機能はもちろんそろっている、でも過剰にデザインしない、載せ過ぎない。使うことをプラスしたとき、ちょうどよい状態になっているのが好ましいなと考えます。
是非一度、手に取ってお試し下さいませ。
もちろんWEB SHOPからもお買い求めいただけますよ( ^)o(^ )
こちらよりぜひどうぞ。
→『colm(コルム)』
