SANDERS(サンダース) BRIT CHUKKAのお手入れ

どうもです。瀬川です。
ワタクシも含め男はどうも靴好きが多いですね。
特に革靴への欲は中々尽きることなく、何度も眺めては「やっぱええなぁ、欲しいなぁ」なんて溜め息混じりにヒトリゴトを呟くのです。

昨日も買っちゃいましたで登場しましたサンダースのブリットチャッカ。
革靴の中でもこれが今年はお気に入りで登場回数も多め。確か初めて買った革靴も、黒のスウェードのチャッカブーツ（なんだったかな･･･）。
靴は断然黒が好き、そしてスウェードも大好き。という訳でなんだか個人的に外せない靴の一つになっています。

マッドガードと呼ばれる特殊な作りの靴でして、スマートなフォルムとこのソールのバランス。品の良さがありつつ、やや砕けたカジュアルな印象もございます。このバランスが◎
履きやすいばっかりに最近やや酷使気味。そろそろお手入れを･･･

ということで、今日は店頭でもお問い合わせが増えてきましたお手入れについてご紹介を。
少しサボり気味でしたので、実際にやってみたいと思います!!

まずは何よりシューツリーを入れてあげましょう。
靴の形を整えるのと、お手入れの時は靴に入ったシワが伸びてこの後のブラッシング作業がとてもしやすくなります。
ちなみにワタクシ瀬川はパラブーツの純正を併用しております。

そしてブラッシングです。
今回使用するのはこちらのM.モゥブレィ ラテックス&スプラッシュブラシ
表面のホコリや毛の間に入り込んだ汚れを吸着させる発泡ゴムタイプの面と、強い汚れやこすってできた汚れなどを擦り落とす生ゴムタイプの面のダブル効果があります。
ソフトにブラッシングが出来るので、スウェードだと表面の毛羽立ちを抑えたいときにおすすめです。

やっていきましょう。
高速でやっているように見えますが(笑)、いたって普通です。
軽くするような感じでブラッシングして上げて下さい。毛を起こすイメージでブラッシングしてあげるとやりやすいかと思います。

ブラッシング後。
軽くやっただけですが表面の軽い汚れが取れたのと、寝てしまっていた毛（履きジワの白い筋のような部分）が起きて違いが出ましたね。
これだけでも日々のお手入れとしてやってあげると違いが出ますよ。（左：ブラッシング前　右：ブラッシング後）

次に行きましょう。
ブラッシングでは落ち切らない汚れがあればこのM.モゥブレィ　スエードクリーナーを靴に振りかけ、M.モゥブレイ　リムーバークロスで拭き取ってあげるといいですよ。
今回のお手入れでは省略させて頂きます。

次は靴に栄養を入れてあげます。
表革のようにクリームを塗り込むものではありませんので、このM.モゥブレィ　スエードカラーフレッシュスプレー使用します。
栄養だけではなく防水効果もあるこのスプレー。スウェードは雨に弱いイメージがございますが、防水効果を持たせておくと水をかなり弾き履きやすくなります。マッドガードはソール部分も雨に強いのでさらにいいですね。

スプレーをしたら少し乾かして完成です。
ビフォーアフターを見比べてみましょう。

さらに寄って。
写真だと少し分かりづらいかも知れませんが、全体的に発色も良くなり綺麗になりました。
（左：お手入れ前　右：お手入れ後）

基本的なお手入れは以上で終了でございます。汚れてからするというより、汚れる前にするのが効果的です。
難しく思いがちなスウェードのお手入れですが、表革と比べると作業の工程も少なくチャレンジして頂きやすいかと思います。
ただ履き続けるだけではなく、お手入れを重ねながらアジを出していきたいですね。ご相談もお気軽にどうぞ。

●SANDERS(サンダース)　BRIT CHUKKA　ブラック　　￥46,440-

定番人気のスナッフ（ブラウン）カラーも好評展開中です。
それでは、明日も皆様のご来店お待ちしております!!

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