RUSSELL MOCCASIN(ラッセルモカシン) 個人オーダー導きの書 ~スタイル(型)~

まず始めに「ふつう」がカッコいいと思っているZABOU styleとして、「ふつう」の概念について少々…(カタイ話ではございません 笑)

ここではZABOU styleの定義にもあるように“ファッション(流行)だけでなく、普遍的なスタイルがカッコいいと思っています。その時々の気分はもちろん汲みつつ、どのような人種、スタイルを持った人からも最低限『ふつう』と思ってもらえ、どのような場でもその空間にとけこむデイリーカジュアル(カッコいい普段着)。” といったところが「ふつう」でカッコいい。

それを踏まえた上で、RUSSELL MOCCASIN(ラッセルモカシン) 個人オーダーに際しての導きの書。本日は「スタイル(型)」 。

『Chukka(チャッカ)』が「ふつう」でカッコいいと思うわけです。RUSSELL MOCCASIN(ラッセルモカシン)社も唯一IN STOCK(インストック=在庫を持っている)品番。この完成された普遍的なものであるからこそレザーやソールを自分好みにすることでより普遍的でオリジナリティのあるものになるのではないでしょうか。また過去2回行なった『RUSSELL MOCCASIN(ラッセルモカシン)の受注会』においても『Chukka(チャッカ)』の人気は高い。この結果が全てを物語っていそうです。

【過去2回開催の受注会にて選ばれたスタイル(型)ランキングトップ3!】
1位:『Chukka(チャッカ)』
2位:『Sporting Clay Chukka(スポーティングクレイチャッカ)』
3位:『Hiker(ハイカー)』

あるビスポークシューズのテイラー(*1)が言っておりました、「靴はモノとして捉えずに履くモノとして捉えるのがいいということ」「1足目で完璧なものは出来ない。2足目、3足目と作っていくうちに完璧なものになるということ…」。言ってみれば、「凝ったものにし過ぎるとすぐ飽きまっせー」「最初から力んでも仕方ありまへん お気軽に~」。

さらに、「スタイル(型)もレザー(革)もソールも好きなものを選んでくださいませ。そうすれば長い間履き続けるし、もっともっとその靴の事が好きになれるとも…」ある程度は職人に任せた方が失敗は少ないしクリエイティブな靴に仕上がるということでしょうか。今回の受注会はビスポークではありませんが、考え方として取り入れることが出来る要素でいっぱいです。

私事ではありますが、前回(2008年11月)オーダーした「TAGUCHIスペシャル2」は自分らしい個性的なものにしたいがゆえに『Chukka(チャッカ)』をスタイルに選びました。例えば本来3アイレットであるところを、VANS(バンズ)のChukka(チャッカ)がそうであるように5アイレットに変更したことでまた違った魅力を放つ事が出来る(と思う)。またレザーやソールを好きなものに変更するだけで、当たり前ですが全く違った雰囲気になりますわ。全ては直感その時の気分を反映したものです。スタイル(型)が『Chukka(チャッカ)』であれば時代を越えた普遍的なものになると信じています。


RUSSELL MOCCASIN(ラッセルモカシン) ZABOU別注スペシャルモデル 『Chukka(チャッカ)』(左)とRUSSELL MOCCASIN(ラッセル モカシン)TAGUCHIスペシャル2(右)

「第3回RUSSELL MOCCASIN(ラッセルモカシン)受注会 ~個人オーダー会~」は8/1(日)までの開催です。是非、自分だけの1足作りをお楽しみ下さいませ。

*あくまでご提案でございます。RUSSELL MOCCASIN(ラッセルモカシン)の個人オーダーをされる際にご参考となれば幸いです。

(*1)ビスポークシューズのテイラー=オーダーメイド靴を仕立てる人。

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