Gung Ho(ガンホー) Fatigue Pants(ファティーグ・パンツ)

年の瀬も押し迫って参りましたが、みなさま如何お過ごしでしょうか。師走になっても正月になっても私ども洋服屋は服にまつわることばかり考えておる次第でございます。

今日はまたここに素晴らしく素敵なパンツをご紹介したいと思い筆を執ったのでございます。ZABOUからみなさまにご提案申し上げたい『カッコいい普段着』の核となるパンツ『Gung Ho(ガンホー) Fatigue Pants(ファティーグ・パンツ)』がございます。

『Gung Ho(ガンホー) Fatigue Pants(ファティーグ・パンツ)』はEarl’s Apprel社というアメリカはテキサス州にあるファクトリーブランドで、軍用から民間用、作業服に至るまでを生産しておる工場でございます。

長年に渡ってこんなにも普遍的且つ定番的なものが人々に受け入れられているケースも珍しいのではないかと只々感心しておるわけですが、ファッションに軍モノを取り入れた我々の先輩達の功績を称えるものと信じて止みません。

ここに小生がよく洗濯をしながら穿いたGung Hoでございますが、お客さまから「よくこなれてますなー」とお褒めを頂戴いたします。本人はあまり自覚がなく、小汚いオッサンではないかと疑う部分もございますが実は素直に喜んでいるところも否定できません。笑

やはり「働くおじさん」(昔NHKで放送していた番組)はカッコいいのでございます。先日も尊敬する某ブランドのO社長が「やっぱり膝の抜けとるパンツがカッコええやろ」とのご指摘があり、小生などは主義主張もなく「そうでんなぁ、最高だす」と受け答えしたのでございます。でもゆくゆく考えてみると、斜めからモノを見ている自分としては「ごもっとも」だと確信を得たのでございます。

故伊丹十三氏が「ヨーロッパ退屈記」のなかで紳士のファッションについて触れているくだりがあるのですが、そこにはバランスが重要でパンツのシルエットがスッキリ見えてるとスタイル的には全く持って問題ないという秘訣を語っておられました。上記で小生が述べている事と相反するように思えるかもしれませんが、実はさにあらず。もちろん様々なスタイルがあってしかるべきであるのは当然で、あくまでこういったコーディネイトの日があって良いのではないかということでございます。

「これでいいのだ~」とバカボンのパパよろしくGung Hoのパンツをオススメさせていただく次第でございます。(写真は左側が2年経過のモノ、右側は新品です。)
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モデル:身長176cm 体重66kg  サイズ:32インチ着用
Gung Ho(ガンホー) Fatigue Pants(ファティーグ・パンツ)  カラー:オリーブ  サイズ:28、30、32、34、36  プライス:¥6,195-

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