Russell Moccasin(ラッセルモカシン)について (田口編)

Russell Moccasin(ラッセルモカシン)との出会いは学生時代、某セレクトショップの店員さんにすすめられたのがきっかけだ。家の下駄箱はスニーカーだらけ、カジュアルなレザーシューズに魅力を感じ始めていた。ぼくの好みを良く知ってくれてた、後に先輩となるこの方は、サラッとRussell Moccasin(ラッセルモカシン)を提案してきた。肩の力が抜け、古着をミックスしたシンプルなスタイルで際立ていた、スタイルのお手本としていた人が言うこと、もちろん翌日からはヘビーローテーションとなっていた。

レザーシューズは足を靴に馴染ませるのに多少期間が必要なもの。このRussell Moccasin(ラッセルモカシン)はスニーカーのように履いたその日から足になじみ最高の履き心地を約束してくれる。スニーカーしか知らないぼくの足も、もちろん満足させてくれた。
rm1.jpg

数年後、2度目のRussell Moccasin(ラッセルモカシン)との出会いが訪れる。いつものようにZABOUへ。そこには斬新なカラーコンビのRussell Moccasin(ラッセルモカシン)がところ狭しと並んでいた。「こんな色のもあるんや!」Russell Moccasin(ラッセルモカシン)の最高のパフォーマンスを知っていたあまのじゃくなぼくに、そう決断に時間は必要なかった。
rm2.jpg

そして、今回のRussell Moccasin(ラッセルモカシン)の受注会。決められたスタイルの中から自分の好きなようにアレンジできる。自分だけのスタイル作り楽しみたい。

Russell Moccasin(ラッセルモカシン)との出会いと共に縁があり、ぼくの服屋人生に影響をあたえてくれた、そして、与え続けてくれている、2つのスタイルのあるお店。もちろんそこに、頑なにハンドメイドにこだわり続けるスタイルのある靴が存在していて当然だ。

今度はオリジナルの一足を、一緒に作るお手伝いが少しでも出来ればと思います。

この記事を書いた人