田口 どちらかといえば、好きなアイテムなのに使用回数の少ないのが帽子です。ただ、これだけは違うにおいがしてドゥニームのジーンズやセントジェームスのTシャツのようにヘビーローテーションのかおりでいっぱいです。単純にファッションとして被って見たい帽子が入荷しました。
帽子は、紳士が着用する重要なワードローブだそうです。頭に何も被らず街中を歩く事は、社会的なルールに縛られない人間、ということを言って歩いてるようなもの。トーマス・マンの「魔の山」での一文では、「帽子はかぶっているべきだよ・・・・・・脱ぐべきときには脱げるように帽子はちゃんとのせているべきだよ」とある。ほとんどすべてのファッションは実用的必要性から生じているものだが、帽子はその格好の例でもある。帽子の場合、雨、ホコリ、寒気、日光から頭を守るという実用性がある。（「GENTLEMAN」より引用）
時代は変化するもので現在にこれをあてはめることは難しく、実用的必要性が薄れてきていることも、ぼくが帽子をあまり被らない原因のような気もします。やはり、かっこだけのものはちょっと希薄でスタイリッシュではない。自身のスタイルにあったのもがはじめてスタイリッシュになる気がします。
ぼくの生活スタイルからは、実用的必要性の少ない帽子。しかし、このデニムとヒッコリーストライプのベースボールキャップとテニスハットは純粋にファッションとして被ってみたくなる帽子です。一度、店頭でご確認下さい。
DECADE BLENDING ベースボールキャップ カラー：デニム、ヒッコリーストライプ サイズ：フリー プライス：￥6825-
DECADE BLENDING テニスハット カラー：デニム、ヒッコリーストライプ サイズ：フリー プライス：￥6825-
