NOUN VEST & MILITARY JACKET

「リアルクローズ」と叫ばれて久しくなりつつある今日、みなさんにとってのリアリティーある服とは一体何なのでしょうか。デザイナーブランドにおけるオートクチュール(非日常的な芸術作品的服装)では無いプレタポルテ(日常的な普段着)を指す言葉なのか、所得に見合った服を着ろというリアルなのか、フェイク(にせもの)に対するリアル(ほんもの)なのか。例えば軍モノをリアルに着るととんでもないことになったりするわけで・・・。笑

しかしなんと言っても男の着る服は*「働く」男の服が格好良いのであります。

*働くというのは傍(はた)が楽(らく)になると言う意味です。(『おばあちゃんの知恵袋、おじいちゃんのた〇袋』より)

そこで本日ご紹介いたしまするはNOUN(NECESSARY OR UNNECESSARY) のVESTとタンカースジャケットで御座います。

まずVESTなんですが僕はこのVESTというアイテムを無性に愛しているのでございます。
例えばぼくの好きなチャールズ・チャップリンが映画の中で演じるスタイルは英国紳士のスタイルを着崩した服装ですが、ジャケットのインナーには必ずこのVESTが着用されているのであります。微妙な温度調節が巧みになされるし、何とも言えぬ可愛らしさがあるじゃーないですか。やっぱりシャツと合わせて・・・。
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そして、もうひとつのVESTはキルティングなんですがこのキルティングは3層構造で内側からフリース、中綿、ナイロンの3つの異なる生地に特殊な形状のキルトワークステッチを施しているのであります。これまたかわいい。おっさんが着てもかわいい。笑
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ほんでタンカースジャケットは小生などが語るよりも小澤師匠の解説をお読み下さい。

この2点は、以前、限定モデルとして作ったものですが、奇跡的に各1着づつ出て来ました。最後の2着ですが、せっかくですし、ホームページでご紹介します。(解説)これらは、生地の開発から携りました。このカモフラージュは米軍のベトナム戦争時のもので、主にテントとヘルメットカバーに使用されていました。つまり、使用後戦地で処分されるものが大半で、現物はほぼ残っていない現状です。又、通常のカモに比べて色数が多いので、誰も今まで再現しようとしなかったのです。そこで、この生地を再現しようと8ヶ月間ととんでもないコストで作ったのがこのカモフラージュです。
型は、フェローズさんの定番タンカースで、フェローズさんの工場で製造しています。
ZIPPERもフェローズオリジナルのものが付いています。タグもこの商品用に作り、両ブランドの頭文字を取ってPNと名付けています。縮率が3%でます。(洗濯・タンブラー後) L 身丈62c/裄丈85c \31,290-(税込)

詳しくはマンボラマさんHPまで
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