Roots of Fashion2 (New Balance)

 1906年、ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴の製造メーカーとして、ニューバランス社は誕生しました。社名の由来は、履いた人に“新しい(new)、バランス(balance)”感覚をもたらすことによります。足の解剖学的な知識、整形外科や運動生理学への深い理解があってこそ可能となる矯正靴の製造。このノウハウをもとに、60年代にはカスタムメイドのランニングシューズの製造を開始します。

 そして1972年。6名の従業員と日産36足の生産規模であったニューバランス社を、一人の青年が買い取ります。青年の名は、ジェームス・ S・デービス。現New Balance Athletic Shoe, Incorporated取締役会長です。理想のランニングシューズを実現するために、自ら走ることで開発に従事した青年は、独創的なシューズコンセプト「インステップレーシング」を確立。70年代の後半に、それを具現化したシューズを発表するや、ランナーから絶大な支持を獲得します。

 以降、伝統を継承しながらも、最新のテクノロジーを集結し、よりよいフィット性を追求するシューズづくりを行っているニューバランス。その機能性を優先したシューズづくりの姿勢は、この先も決して変わることはありません。

 以上、ニューバランス社の公式ホームページより抜粋いたしました(^^) 僕は以前、靴屋と言っても過言ではないほど、店の商品の半分がスニーカーやブーツ等、靴に囲まれた店で働いていました。多い日では一日に、ざっと見積もっても20~30人のお客さんの足を見て、スニーカーやサイズのアドバイスをする、そんな日々を送っていました。なのでスニーカーは様々な会社の物を履きましたが、初めてニューバランスを履いた時の感触は、今でも良く覚えています。

 このM998は、1992年に発売されたモデル。海外生産が多い中、アメリカ国内に5つの工場を持つニューバランス社は、「Made in USA」のラベルに誇りを持っています。70%以上の素材をアメリカ国内で入手し、どうしても品質や価格に問題があるもののみ、海外より入手しております。理想のランニングシューズの実現に、100年経った今も余念がありません。そんなシューズからはオーラさえも漂ってくるような気がします。

●ラルフローレン キャップ ¥5,250- ヒューストン N-1ジャケット カラー:カーキ(着用)、ブラック サイズ:38、40(着用) ¥20,790- セントジェームス セーター カラー:ベージュ、ブラウン、グレー(着用)、ネイビー サイズ:3、4、5(着用) ¥9,800- ロックアットスポーツ コーデュロイパンツ カラー:オリーブ、ブラウン(着用)、ベージュ サイズ:M、L(着用) ¥8,295- ニューバランス M998 サイズ:8~10インチ(10インチ着用) ¥20,790- 
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 適度なハイテク感がコーディネートにさわやかなスポーツテイストをプラスしてくれます。アクティブな印象ですよね。履き心地も申し分ないです。ぜひ一度、試着をしにいらして下さいね。もちろん両足履いてください(^^)

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